忍者ブログ
<<  2017   10  1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  13  14  15  16  17  18  19  20  21  22  23  24  25  26  27  28  29  30  31  >>
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


Märchen von Friedhof @ Shichi
Elisabeth von Wettin @ 優子
photo thx 禹助

「参詣の途絶えた教会。旅歩きのヴァイオリン弾き。」
 

御像となった磔の聖女。  君は何故、この境界を超えてしまったのか。
 

「さぁ、唄ってごらん……」
 
 

鈍色の足取り 決意で進める
 

背中に風を感じて
 
一度だけ振り返る
 

宵闇の匂いは 不思議と懐かしく
 

中を押してくれる
 

そう そんな気さえしたわ
 
押し寄せる 悲しみに 独り震えて 指でなぞる 遥か遠い約束
沸き上がる 憎しみの 脆く歪な 刻の果てに 闇を見つめ接吻
   嗚呼 虚ろな儘 移ろう儘 歪な 嗚呼 罪を集め 接吻
 
 

今 でも 忘れ  られない
今    尚 憶いだせない
 

愛を偽って生きるくらいなら 真実と共に死すことも厭わないわ
 
二人で見つけた野ばらが
君を包むことを願って墓標の周りに植えたけど
結局 遂の終まで咲く事はなかったね……
 
月光に恋をした鳥籠の白い鳥は、 地に堕ちると知りながら、最期まで羽ばたくよ。
だからこそ宵闇に唄うのは、憾みの唄じゃないわ……。
 
「成る程。それで君は磔にされた訳だね。一途な想いを貫くのも結構だ。
 果たして彼は、君の死と引き換えてまで、本当にそれを望むのかな?」
「まあいい。」
 

 

「復讐劇を始めようか」
 
「いえ。私は、そんなことを望んでなどいないわ。」 「人にはそれぞれ、背負うべき立場と、運命がある。
 
 貴方が会いに来てくれた。私にはそれだけで十分。
 ねえ、本当に覚えていないの?今尚眩い、あの日々さえも…」
 

 
焔を無くした君を縛る 冷たい鎖は 愛を亡くした 君を想う二人の愛憎
鳥は空へ 屍体は土へ 摂理を裏切り続けた 夜は明けて 終わりの朝へ 次の別離こそ永遠――
 
 
でも…
後悔などしていないわ  これが 私の人生
 
《門閥貴族の令嬢》でも
《七選帝侯の息女》でもないわ 私は《一人の女》
 

 

 

唯 君だけを愛した
 
唯の【Elisabeth】
 
————————————————————————

 

 

 
 
  「もう、いいんだよ。エリーゼ……」




PR

Coment

Coment Form

 Name  
 Title  
 Mailadress  
 URL  
 Font Color   Normal   White
 Comment  
 Password     Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

プロフィール

HN:
Shichi
性別:
非公開

カテゴリー

最新記事

RSS

リンク

P R

忍者ブログ/[PR]
Template by coconuts